サポニンの効果と田七人参がオススメな理由

一口に人参と言っても、様々な種類があります。
一般家庭で食材として食べる人参と、生薬として使われている人参とは、植物分類上別の種になるのです。
薬用として使われる人参は、日本でも昔から漢方薬のひとつとして使われていました。
江戸時代には、渡来植物を育成して研究する場所が小石川にありました。
それが、今の小石川植物園なのです。


日本人になじみが深い人参は、4種類あり、その中で最近話題となっている人参が、田七人参です。
田七人参の生産地として有名なのが、雲南省です。
1596年に出版された中国の薬学書には、すでに人参の効能について記載されているので、中国ではかなり昔から知られていたのです。
現在では、中国はもちろん、欧米や日本でも多くの人が利用しています。
種をまいてから収穫するまでに3年から7年という月日がかかる田七人参は、長い間、貴重な生薬として珍重されてきました。

田七人参の大きな特徴が、サポニンの含有量です。
サポニンは、人参の主な有効成分で、ほとんどの植物が保有している成分です。
ただ、人参のサポニンの含有量は、他の植物に比べると群を抜いて多いのです。
その中でも田七人参のサポニン含有量は、高麗人参の3倍もあるのです。
そのため、一躍有名になり、数ある生薬の中でもオススメだと言われるようになったのです。

また、サポニンだけでなく、女性に不足しがちな鉄やカルシウムも豊富に含んでいます。
日本では、男女を問わず、生活習慣病で悩んでいる人が増えています。
サポニンは、肥満を防ぐ効果やコレステロールを下げる効果が期待できるのです。
また、腸で吸収したブドウ糖が脂肪と結合しないように抑える働きもあります。
血液中のコレステロールが多くなると、血液の流れが悪くなって血液がドロドロになってしまうことがあります。
そうなると、大切な栄養や酸素が、細胞のすみずみにまで届かなくなり、動脈硬化になるリスクが高くなります。
サポニンには、血液の流れをスムーズにして、血栓をできにくくする働きがあります。
血液の流れを良くして、全身の細胞に酸素と栄養を届けることができるので、動脈硬化を防いでくれるのです。

サポニンには、免疫力を高める働きもあります。
細菌やウイルスなどから体を守る免疫機能は、ナチュラルキラー細胞が司っています。
サポニンは、ナチュラルキラー細胞を活発にさせる働きがあるのです。
人間は、免疫力が下がると、ウイルスに感染しやすくなります。
ナチュラルキラー細胞が活発化することによって、免疫力が高まり、ウイルスなどから体を守ることができるのです。