生活習慣病の予防にはサポニン!田七人参がオススメ

かつては成人病と呼ばれ、生活習慣が深く関わっている生活習慣病ですが、重症化すると命に関わります。特に「死の四重奏」と呼ばれる肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症は同時に症状が重なると心筋梗塞を始めとする心臓病のリスクが高くなり、放置しておくと手遅れになります。しかし、急に生活習慣を改善しても今までの不摂生の影響で、改善効果が表れるまでは時間がかかるのが普通です。そのような生活習慣病による症状の改善に効果的なのが「サポニン」です。

サポニンは高麗人参を始めとする薬用人参や大豆に多く含まれる成分で、滋養強壮、生活習慣病予防に高い効果を発揮します。1854年に発見され、当時は「パナキロン」と呼ばれていました。シャボン玉の語源にもなっているとおり、高い界面活性作用をもち、水に溶けづらく消え難い泡を発生させます。高麗人参や大豆を茹でる時に出る泡が消え難いのはそのためです。

サポニンにはさまざまな効果があり、特に有名なのは血流改善効果です。血管を拡張させることによる血液循環向上作用と、ヘモグロビンを増加させて効率的な酸素運搬を促し、各臓器の機能回復を図ります。殺菌、抗菌作用、抗炎症作用も併せ持ち、体内に起こった炎症を抑え、免疫力の増加が期待できます。また、サポニンはさまざまな種類があることでも知られており、どの植物に含まれているかで効能も変わってきます。なかでも薬用人参には、大豆など他の植物には含まれていない特殊なサポニンが含まれ、脂質や糖質の代謝促進作用、強い抗ウィルス作用、がんの転移を抑制する作用などの効能が認められています。このため、薬用人参は古来より万病の薬、不老長寿の霊薬として珍重されて来ました。

薬効の高い薬用人参の中でも、最も高い効能を誇るのが「田七人参」です。中国の雲南省~広西省を原産地とし、ウコギ科トチバニンジン属の多年草でとても生産量が少なく、金不換(金に換えられないほど貴重)という別名もあります。また、種まきから収穫まで3~7年かかるため「三七人参」とも呼ばれて来ました。田七人参は高麗人参と比較するとサポニン含有量で5倍程度、さらに田七ケトン、デンシチンといった特有成分をはじめ、さまざまな成分がバランスよく含まれて居ます。このため、高麗人参より高い効能が期待できます。

なお、高麗人参は血圧の上昇作用があるため、高血圧の人は服用時に注意が必要です。田七人参は高麗人参と比較すると副作用は少ないと言われていますが、やはり高血圧の人は注意するに越したことは無いでしょう。用法、用量をうまく調整すれば、高麗人参以上に生活習慣病予防、改善に有効な選択肢となります。