田七人参には高麗人参の数倍のサポニンが

日本や中国では、昔から生薬の人気が高いです。
生薬の中でも、古い時代から高額取引されていたのが、田七人参です。
薬用として使われていた人参の中でも、高麗人参は日本でも有名ですが、田七人参には、高麗人参の3倍ものサポニンが含まれているのです。


高麗人参は、食欲不振や消化不良、滋養強壮のために使われることが多い人参で、薬膳料理や薬酒、お茶としても有名です。
田七人参は、止血作用が有名で、中国ではお金では買えないくらい貴重な薬として珍重されてきたのです。
その後、日本やヨーロッパにも優れた効能が知られるようになり、現在では世界中に愛用者がいます。
田七人参に含まれているサポニンには、様々な効果が期待できます。
日本では、生活習慣病が社会問題となっています。


血液中に悪玉のコレステロールが多くなると、血液がドロドロになることはよく知られています。
血液がドロドロになると、動脈硬化など深刻な病気の原因となってしまうのです。
サポニンには、血液中の悪玉コレステロールを低下させる働きがあり、血液の流れも改善します。
サポニンは、血管内の血栓も作りにくくするので、動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞も予防します。

人間は、加齢により免疫力が衰えていきます。
免疫力が衰えると、細菌やウイルスに感染しやすくなります。
高齢者がウイルスに感染しやすいのも、免疫力が下がっているからです。
サポニンは、免疫機能に重要な役割を担っているナチュラルキラー細胞の働きを活発にします。
サポニンの摂取により、ナチュラルキラー細胞が活発に働き、免疫力が高まることで、ウイルスに感染しにくい体を作ることが可能となるのです。

サポニンには、肝機能を高める作用もあります。
過酸化脂質の生成を抑えることで、肝機能を高めることができるのです。
過酸化脂質は、活性酸素によってコレステロールや中性脂肪が酸化したものです。
脂質が酸化して過酸化脂質になると、老化の原因になります。

サポニンを摂取することは、アンチエイジング効果を高めることにもつながります。
サポニンは、高麗人参にも含まれていますが、高麗人参には止血作用がありません。
止血作用は、田七人参に特有の作用なのです。
止血作用がある田七人参は、ベトナム戦争中に負傷兵の治療にも使われていたと言われています。

中国では、富裕層の間で人気が高く、食材としても使われています。
日本では、様々な種類のサプリメントとして活用され、幅広い年齢層の人に利用されています。