糖尿病予防でサポニンを摂るなら田七人参が1番?

糖尿病予防に効果のある成分の一つに、「サポニン」と呼ばれる物質があります。サポニンは、植物の根や葉、茎などに含まれていますが、原料となる植物によって含まれているサポニンは異なるので、多くの種類が確認されています。
サポニンの中でも、特に糖尿病予防に効果があるといわれているのが、人参サポニン、別名「ジンセノサイド」です。ジンセノサイドの特徴的な性質は、インスリンと似たような働きをすることです。

人間は食事をすると、血中の糖の濃度が上がります。すると、膵臓からインスリンという物質を分泌させます。インスリンは、糖を全身の器官に行き渡らせてエネルギーに変換したり、蓄えたりします。また、タンパク質の合成や細胞の増殖も促します。このようにインスリンによって血中の糖が消費されるため、数時間後には正常な血糖値に戻るのです。

ところが、インスリンの量が不足したり、働きが悪くなったりすると、血中の糖を処理する能力が落ちてしまいます。血中の濃度が高い状態が続くと、血管が傷ついて動脈硬化が起きる、血栓ができるといった事が起きることがあります。この結果、血管が詰まって、心筋梗塞や脳梗塞などの病気や、目や腎臓、神経などの障害などに繋がる恐れがあります。インスリンは、血糖値を正常にするのに重要な役割があるといえます。

研究の結果、ジンセノサイドはインスリンと似ていて、血糖値を下げる働きがあるという事が分かっています。そのため、糖尿病予防には効果的な物質であるといえます。また、糖尿病の患者にも効果があります。
ジンセノサイドを効果的に摂るには、田七人参のサプリメントがおすすめです。その理由は、ジンセノサイドの含有量にあります。同じくジンセノサイドを含む植物には高麗人参がありますが、田七人参は高麗人参の数倍の含有量があります。より高い効果を期待するなら、田七人参の方が良いでしょう。

さらに、田七人参には、サポニンと似た構造を持つ「パナキサトリオール」という成分も含まれています。パナキサトリオールには、血液から筋肉へ取り込まれる糖の量を増加させるという働きがあります。これが血中の糖を処理する働きを助け、血糖値を抑制させるのです。運動療法と併せて取り入れることで、より高い効果を得ることが出来ます。

田七人参には、ジンセノサイドとパナキサトリオールという2つの成分によって、糖尿病予防の効果を得ることが出来ます。サプリメントなどで摂取することが出来るので、日々の生活に取り入れてみましょう。