高麗人参と田七人参の違い、サポニン摂るなら田七人参が良い

人参には、料理に使われる人参と生薬として使われている人参があります。
生薬として使われている人参には、高麗人参や田七人参、西洋人参などがあります。
これらの人参は、有効成分のサポニン成分の違いによって、効果や効能が異なります。
サポニンは、植物のほとんどに含まれている成分ですが、特に人参はサポニンの含有量が多く、様々な種類のサポニンを含んでいるのです。


日本人がよく利用する人参は、田七人参と高麗人参です。
高麗人参は、昔から万能薬として使われていて、薬膳料理にもよく使われます。
高麗人参を原料とした薬用酒も有名です。
田七人参は、最近特に人気が高くなっている人参です。
収穫するまでに3年から7年かかるので、三七人参と呼ばれることもあります。
人気の理由は様々ですが、高麗人参の数倍ものサポニンが含まれているのも、大きな魅力のひとつです。
中国では、雲南省が生産地として有名で、昔から止血薬として用いられていました。
しっかりと傷口をふさぐので、戦争中も兵士の治療に使われていたのです。
田七人参に含まれているサポニンは、血液の流れを良くします。
そして、血管の中に血栓ができないように働きかけます。
血液の流れが悪くなり、血管内に血栓ができ血管が詰まると、動脈硬化の原因になります。
動脈硬化は、日本人に多い病気で、脳梗塞や心筋梗塞の原因にもなるのです。
ですから、動脈硬化を防ぐために、田七人参を利用している人も少なくありません。

サポニンには、免疫力を高める作用もあります。
人間には、ウイルスなどから体を守る免疫機能が備わっています。
サポニンは、免疫機能をサポートしているナチュラルキラー細胞の働きを活発にします。
免疫機能が高まることで、細菌やウイルスから体を守ることができるのです。

サポニンは、過酸化脂質を抑えて、肝機能も高めてくれます。
病気の原因にもなる活性酸素は、コレステロールや中性脂肪を酸化させます。
コレステロールや中性脂肪が酸化したものが、過酸化脂質です。
過酸化脂質は、動脈硬化や老化の原因になるので、増えないように注意することが大事なのです。

日本は、糖尿病患者の数が非常に多い国です。
田七人参には、筋肉の糖代謝を改善する成分が含まれています。
筋肉の糖代謝が改善されることで、血糖値が下がり、糖尿病を防ぎます。
また、悪玉コレステロールの影響でドロドロになった血液をきれいにして、血液の流れを改善する効果も期待できます。